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外来診療予約センター

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院長挨拶

東京病院 院長 當間 重人

 結局のところ期待は叶わず、6月以降、新型コロナウイルス感染症の広がりは災害級と言われるほど大きな第5波となってしまいました。
 東京都においては4回目の緊急事態宣言が発出されており、8月31日現在、今年に入ってから緊急事態宣言が解除された日は62日/243日(25.5%)しかなかったことになります。
 さらには、深刻な医療逼迫状態を呈するようになってきたため、厚生労働大臣と東京都知事は、8月23日、改正感染症法に基づき都下全ての医療施設に新型コロナウイルス感染症対策へのさらなる協力要請を行いました。このため特に新型コロナウイルス感染症に対応している病院では、一般診療への影響が出ています。国立病院機構東京病院においても状況は同様でありますが、新型コロナウイルス感染症対策強化とともにかかりつけ患者さんへの対応など、地域医療への貢献も果たして参ります。
 8月下旬から新規診断患者数が減少傾向を示し始めたように思える情報が発信されていますが、学校再開や新たな変異株の影響など、予断を許さない状況が続いています。しかしながら、ワクチン接種が進んでいること、新規治療薬が登場したこともあり、着実に対新型コロナウイルス体制が構築されつつあります。このような状況においても最も大切な対策は、やはり「うつらない、うつさない」ということです。ワクチン接種後の感染例が数多く報告されています。ワクチンにより重症化リスクが軽減されても、うつり・うつすリスクがあるということを肝に銘じなければなりません。年齢関係なく、ワクチン接種歴関係なく、「うつらない、うつさない」行動を継続していく必要があります。
 今夏も大雨・線状降水帯による大変な水害・土砂災害が発生してしまいました。「50 ~ 100年に一度」とか「経験したことのない」災害と表現されることがありますが、そのようなレベルの自然災害が毎年発生しています。これらの自然災害に関しては、リスク軽減策があるはずなので国を挙げての取組に期待したいと思います。このことは、自然災害×新型コロナウイルス感染症など新興感染症による相乗的災害を発生させないことにも繋がるはずです。近年、稀ならず発生している大災害(自然災害や新型コロナウイルス感染症などの新興感染症を含む)対策は時間がかかるものも多いと思われますが、着実に進めていく必要があります。命を守る行動の根本的対策として。

 東京病院は、コロナ禍にあっても全ての部署が職務を全うすべく懸命に努力しています。そして、患者さんにとって快適で充実した医療を受けることができる病院づくり、また職員全員にとって気持ちよく楽しく働ける職場環境づくりのため、無限の発展に努めております。

2021年(令和3年)9月

国立病院機構東京病院院長 當間 重人
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