地域医療支援病院について
独立行政法人国立病院機構東京病院はこのたび、地域における医療の確保のために必要な要件を満たし、平成28年2月16日付で東京都知事から「地域医療支援病院」の承認を受けました。
※地域医療支援病院とは
主に地域の医療機関からの紹介患者に対する医療の提供や、病院のもつ医療機器の共同利用、救急医療の実施及び地域医療機関の医療従事者の資質向上のための研修を行うなど、かかりつけ医、かかりつけ歯科医等を支援する能力を備えた病院として、医療法に基づき医療審議会の意見を聴いて、知事が承認するものです。
◆東京病院の取り組み
地域連携の分野では、平成19年に地域医療連携室を立ち上げ、近隣の連携医を委員とする連携世話人会を発足しました。さらに平成25年からは、清瀬医師会長及び近隣の6医師会長を中心とする地域の先生方にも委員として参加いただき、連携世話人会から医療連携推進委員会として拡充するなど地域医療連携を強化してまいりました。
また、救急医療の分野においては、平成24年10月より二次救急医療機関として東京都の休日・全夜間事業への参画、平成26年11月には東京都地域救急医療センター(東京ルール)に指定されるなど充実を図ってまいりました。
こういった取組により、紹介を受けた患者さんへの医療内容や救急医療の体制などに関する地域医療支援病院としての要件を満たし、このたび承認の運びとなりました。当院では、このことをさらなる励みとして、地域の皆様へのより良い医療の提供に努めてまいりたいと思います。
平成28年3月1日
独立行政法人国立病院機構東京病院 院長