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国立病院機構 東京病院

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外来診療予約センター

Tel.042-491-2181

臨床研究部

臨床研究部概要

 現在の独立行政法人国立病院機構東京病院の前身は、昭和37年に旧国立東京療養所と旧国立療養所清瀬病院が統合された国立療養所東京病院であり,当時から、結核に関する診療・臨床研究に関して本邦の最先端に位置しています。しかし近年は,アスペルギルス症や非結核性抗酸菌症などの慢性呼吸器感染症,COPD,間質性肺炎,喘息・アレルギー疾患などの呼吸器疾患が増加しているほか,肝疾患をはじめとする消化器内科、脳神経内科、リハビリテーション科,循環器科,眼科など,診療科の新たな設置にともなって、臨床研究をおこなう領域も広くなってきています。
臨床研究部はそれらの臨床研究を推進するために昭和62年に創設されたものであり,現在,臨床研究部長のもとに、細菌免疫研究室,生化学研究室,薬理研究室、病態生理研究室、病理・疫学研究室、看護研究室の計6室が設置されています。各研究室では,患者さんの診療記録を基に行う疫学研究のほか,新たな治療法を探るための臨床研究,基礎的研究などを行っています。

診療情報の研究利用について

患者さんへ

 

 当院では、国民の健康・福祉・医療の発展のため,患者さんの診療情報を利用させていただきながら研究を行っておりますが,どのような研究であっても患者さんの協力がなければ成りたたないものばかりです。ご理解を切にお願いする次第です。
研究の成果を学会や医学誌等に発表させていただく場合がありますが、患者さん個人を特定できる情報は一切公表することはありません。
なお,診療情報を研究目的に利用することにご同意をいただけない場合や、利用情報をお知りになりたい方は相談窓口までご連絡下さい。ご連絡がない場合はご同意をいただいたと考え,研究に利用させていただきます。


独立行政法人国立病院機構 東京病院長

相談窓口:治験管理室  TEL:042-491-2111 ( 内線3393)

構成

役職 氏名
臨床研究部長 古川 宏
細菌免疫研究室長 古川 宏 臨床研究部長
生化学研究室長 石津 暢隆 脳神経内科医長
薬理研究室長 守尾 嘉晃 呼吸器センター部長
病態生理研究室長 伊藤 郁乃 リハビリテーション科医長
病理疫学研究室長 木谷 匡志 臨床検査科長
看護研究室長 木村 麻紀 副看護部長
治験管理室長 成本 治 副呼吸器センター部長

公的研究費等の不正防止に対する取り組みについて

発表業績

年度 H28 H29 H30 R1 R2
英文論文(筆頭者)
11 15 12 17 13
英文論文(共同執筆者) 20 30 31 28 27
和文原著 13 26 9 10 31
和文総説 32 33 26 24 31
国際学会発表
9 11 11 9 2
国内学会・研究会発表 194 192 191 140 103
和文論文・学会発表は当院職員が筆頭者である場合のみの件数
新規臨床研究申請数 56 27 31 48  

論文・学会発表リスト


各研究室の研究課題(当院臨床研究倫理審査委員会)

1、細菌免疫研究室

細菌免疫研究課題

2、病理・疫学研究室

病理・疫学研究課題

3、病態生理研究室

病態生理研究課題

4、生化学研究室

生化学研究課題

5、薬理研究室

薬理研究課題

6、看護研究室

看護研究課題



共同研究課題(中央倫理審査委員会)

1、NHOネットワーク共同研究 NHOネットワーク共同研究課題
2、EBM研究 EBM研究課題
3、その他共同研究 その他共同研究課題

臨床研究倫理審査委員会

 令和3年に作成された「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づき、東京病院では、毎月定期的に、外部有識者の方を含む臨床研究倫理審査委員会を開催し、個々の研究計画を適切に審査・採用しております。

委員名簿

議事要旨



臨床研究部研究課題

臨床研究No. 研究責任者 研究課題
289 田村 厚久

肺癌患者におけるインターフェロン-r遊離試験

345 田村 厚久

肺癌切除例にみられる類上皮細胞性肉芽腫と肺非結核性抗酸菌症

350 我妻 美由紀

アレルギー性気管支肺真菌症(ABPM)診断における細胞診検体の有用性についての検討

425 川島 正裕

多剤耐性結核症の登録に伴う研究

427 守尾 嘉晃

喀血症例の異常血管における血管新生因子の発言を探索する後ろ向き症例集積研究

441 古川 宏

関節リウマチにおける薬剤性肺障害発症に関わる遺伝子の探索

442 古川 宏

膠原病の発症における遺伝因子の寄与の解明

455 池田 みき

活動性結核入院例における悪性腫瘍合併の検討

462 古川 宏

日本における関節リウマチ患者の現状と問題点を全国的に継続的に明らかにするための共同臨床研究

527 水沼 奈津子

脳卒中患者のドライビングシュミレーターによる評価と運転再開可否判定の妥当性の検討

531 伊藤 郁乃

回復期リハビリテーション病棟において、顕著な回復が認められる症例についての探索的研究

532 伊藤 郁乃

誤嚥性肺炎患者における嚥下内視鏡検査結果と予後の関連についての探索的研究

534 佐々木 結花

日本の結核専門施設における多剤耐性結核症の治療成績に伴う研究症例集積研究

538 川島 正裕

潜在性結核感染症治療におけるイソニアジド・リファンビシン単剤およびイソニアジド・リファンビシン併用レジメンの安全性と有効性評価の研究

544 瀬口 健至

上部尿路上皮癌の浸潤先進部における蔟出と予後との関連性に関する多施設共同研究

549 北條 大輔

腸結核合併症に対する診断と治療効果の評価

551 日下 圭

当院にて加療された、胸部悪性腫瘍および類縁疾患患者に対する予後調査研究

554 川島 正裕

当院における喀血に対する気管支動脈塞栓術BAE実施症例に対する予後調査研究

555 守尾 嘉晃

肺高血圧症患者レジストリJapan Pulmonary Hypertension Registry:JAPHR

556 守尾 嘉晃

当院における肺高血圧症症例に対する予後調査研究

559 鈴川 真穂

結核病変におけるサイトカイン発現の検討

565 佐々木 結花

日本の結核専門施設における多剤耐性結核症の治療成績に伴う研究

569 鈴川 真穂

喘息コントロールに関する質問項目と喘息アウトカムの関係における高齢者喘息と非高齢者喘息の相違の研究

570 鈴木 純子

肺非結核性抗酸菌症に発症したアレルギー性気管支肺真菌症の臨床調査研究

575 四元 拓真

肺アスペルギルス症に対する胸郭成形術後の呼吸機能についての 後方視的観察研究

583 佐々木 結花

NTM(肺非結核性抗酸菌症)症例の予後および緩和治療に対する疫学調査研究

584 佐々木 結花

複数の抗酸菌が検出された症例の疫学調査研究

589 守尾 嘉晃

3群肺高血圧症患者レジストリ(JAPHR3群)と連携した呼吸器疾患の胸部CTの定量評価と臨床病態解析に基づいた予後予測モデルの構築

595 佐々木 結花

INH耐性結核の治療期間に関する調査研究

597 塚本 康司

回復期脳卒中患者における腹部静脈血栓症の罹患率に関する後方視的研究

600 鈴川 真穂

本邦における喘息フェノタイプ間のジェノタイプ解析

601 師田 瑞樹

当院における非結核性抗酸菌症に対する手術成績

604 加藤 貴史

間質性肺疾患の末梢気道・肺胞領域におけるムチン発現の検討

605 加藤 貴史

気道上皮細胞バンクの構築

606 加藤 貴史

肺結核病変におけるサイトカイン発現の検討

607 田沼 健太郎

新型コロナウイルス感染症に対応した東京都臨時医療施設(国立病院機構東京病院)における薬剤部業務支援に関する調査研究

608 古川 宏

関節リウマチ患者における結核・非結核性抗酸菌症発症の年次推移予測

609 加藤 貴史

誤嚥性肺炎患者の口腔・気道の衛生や慢性炎症状態と予後との関連を評価する前向き観察研究

610 川島 正裕

日本医療研究開発機構(AMED)感染症実用化研究事業(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)「難治性・多剤耐性結核に対する革新的治療法の開発とその提供体制に関する総合研究」(露口一成班)分担研究「HIV陽性者の初診時におけるIGRA施行ならびにLTBIおよび活動性結核への介入に関する実態調査」

611 深見 武史

2017年に外科治療を施行された肺癌症例のデータベース研究(肺癌登録合同委員会 第10次事業)

613 四元 拓真

機械学習による術中画像を用いた抹消型肺癌の臓側胸膜浸潤予測構築に関する研究

615 植木 大介

呼吸器科入院科学療法におけるレジメンチェックシート修正前後の比較検討

618 武田 啓太

「結核感染診断におけるQFT TB Gold Plusの有用性の検討」から、肺外結核患者におけるQFT-Plusの感度特異度のメタアナリシス研究に対するデータ提供

619 加藤 貴史

誤嚥性肺炎の治療における、口腔ケア介入の有用性や抗菌薬選択に関する単施設後ろ向き観察研究

624 武田 啓太

気管支動脈塞栓術において、喀血責任血管である気管支動脈の血管径の違いによる血管塞栓成功率を調査する後ろ向き症例集積研究

625 田沼 健太郎

潜在性結核感染症治療による肝機能障害発現調査とリスク因子の検討

627 伊藤 郁乃

結核病棟入院中の活動性肺結核患者に対する身体機能維持を目的としたリハビリテーション効果の検証

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