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国立病院機構 東京病院

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外来診療予約センター

Tel.042-491-2181

緩和ケア内科

概要

がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、 落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」は、 がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。

診療体制

  時間
緩和ケア外来 午前 池田 三上 永井
午後 三上 池田

【入院相談外来(火曜日、木曜日、金曜日)】

緩和ケア病棟への入院についてのご相談は、患者さんご本人とご家族の方が、診療情報提供書(紹介状)・X-Pフィルム等の画像情報と 『国立病院機構東京病院緩和ケア病棟入院申込確認書(医師用)』を持参のうえ受診してください。
なお、患者さんご本人の病状等により来院が困難である場合は、ご家族のみの面談も可能です。
受診を希望される方は、地域医療連携室(042-491-2934)までご相談ください。

緩和ケア病棟の治療方針について、ご説明させていただき入院申込される方は、同意書等の提出をお願いしております。入院判定会議における資料となります。
入院相談外来は、ご家族のみが面談された場合は面談料として、5,500円となります。
※病棟見学、休診のご確認は予約センター(TEL:042-491-2181)へお電話下さい。

【通院外来(金曜日午後)】
当院外来通院中又は他院で診療中の患者さんで、緩和ケア外来通院を希望される方は
地域医療連携室(042-491-2934)までご相談ください。
なお、他院で診療中の患者さんは、診療情報提供書(紹介状)を持参のうえ受診してください。

緩和ケア病棟

★☆★紹介動画はこちら★☆★

概要

主にがんを治すことを目的とした手術療法・がん化学療法・放射線治療・ホルモン療法などの継続が困難でありもしくはその治療を希望しない患者さんのために、こころやからだの苦痛に対するケアを提供する専門の病棟です。
病気の進行に伴う様々なおつらい症状を和らげる治療を行い患者さんご本人が、大切なご家族やご友人と共に自分らしい生活ができるように医療スタッフがチームでケアにあたります。患者さんご本人が緩和ケア病棟の方針を充分理解し、入院を希望していることが重要となります。その為、入院の申し込みには、患者さんご本人とご家族の同意書が必要となります。

緩和ケアチーム

緩和ケア病棟での生活を多職種医療チームが支えています。

緩和ケアの受け方

緩和ケアの受け方

緩和ケアのみを受ける時期はつらい症状はお薬を使って和らげていきます。また、痛みに対する症状緩和のための放射線治療も体力次第で受けることができます。これらのお薬を中心とした緩和ケアは、緩和ケア科に通院して受けることもできますし、ご自宅で過ごしながら在宅医療の中で同じ治療を受けることもできます。また、つらい症状が強くなった時には、緩和ケア病棟に入院して、緩和ケアを受けることもできます。緩和ケア病棟から退院し、ご自宅で在宅医療を受けながら過ごすこともできます。「どこで過ごしたいか」というご希望が一番大切になるため、ご本人、ご家族のご希望に沿って対応させて頂きます。

病棟での生活・療養環境

🌸緩和ケア病棟の1日🌸

6:00-8:00 患者さんに合わせて起床、洗面、排泄を行います。
8:00 朝食(看護師がお持ちします)


午前中 日中担当の看護師が機械浴や清潔ケアの希望を伺い、1日の予定をご相談します。

12:00 昼食

午後 散歩やリハビリテーション、ゆっくりお休みになるなど、ご希望に合わせてお過ごし頂きます。

18:00 夕食
21:00 廊下の照明が消えます。室内の消灯は患者さんのご希望に合わせて行います。


※月に1回程度行事イベントを予定しております。

病棟での生活・療養環境


入院費用について

特別室A [30,000円(税抜き)/日] 2室 浴室、電動リモコンベッド、チェスト、ロッカー、応接セット、
ソファーベッド、冷凍冷蔵庫、50型テレビ
個室B [10,000円(税抜き)/日] シャワー、電動リモコンベッド、チェスト、ロッカー、
応接セット、冷凍冷蔵庫、32型テレビ
個室 [無差額] シャワー、電動リモコンベッド、ロッカー、テレビ(別料金)
入院費用について
入院費用について
入院費用について


病棟での生活

病棟での生活
病棟での生活
病棟での生活

緩和ケアチーム

  • 緩和ケアチーム(Palliative Care Team: PCT)

当院入院中の患者さんとご家族のこころやからだのつらさに対して、主治医と協力しながら緩和ケアを行う専門のチームです。医師、歯科医師、緩和ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカー、歯科衛生士など多職種で編成されており、 それぞれの専門性を生かして、患者さん、ご家族が心穏やかに療養生活を送っていただけるようサポートしています。緩和ケアは疾患や診療科を問わずどなたでも受けられますので、ご希望の際はお気軽に担当看護師、担当医にご相談ください。

※ご案内についてはこちらをクリック

  • 緩和ケアチーム診療実績
緩和ケアチーム介入件数
治療期別緩和ケアチーム介入患者件数
疾患別緩和チーム介入件数
緩和ケアチーム介入内容

  • 緩和ケアチームの対象となる方

患者さんとそのご家族です。


  • 緩和ケアチームによる診療方法

各診療科の医師から依頼を受けた方への診療を行っています。
担当医からの連絡を受けた後、緩和ケアチームメンバーが病室・外来等へ伺い、患者様やご家族のお話を聞きながら、痛みなどの身体の苦痛を和らげるための薬の使い方、気分の落ち込みや不安のような心の苦痛を和らげる方法などをご相談し担当医・看護師へ提案します。


  • 緩和ケアチームの診療を受けるには?

御希望の際は、担当医、もしくは看護師へお伝えください。


スタッフ

  • 池田 みき
  • (いけだ みき)
役職 緩和ケア内科医長
専門分野 緩和ケア、呼吸器一般
資格等 一般社団法人日本内科学会 認定内科医
一般社団法人日本呼吸器学会 呼吸器専門医
特定非営利活動法人日本緩和医療学会 緩和医療認定医
ひと言 緩和ケアは病気を診断された時から始まります。緩和ケア外来では、ゆっくり時間をお取りして、現在のお困りごとやご不安についてお伺いさせて頂きます。また病気を抱える患者さんのご家族もまた多くのご不安を抱えておられますので、ご家族のお話もゆっくり伺わせて頂きます。緩和ケア外来そして緩和ケア病棟で、大切なお時間を大切な方々とご自分らしくお過ごし頂けるよう精一杯サポートさせて頂きます。
  • 三上 明彦
  • (みかみ あきひこ)
役職 放射線診療センター部長
卒業年次 昭和54年 日本大学卒
専門分野 放射線治療、緩和ケア
資格等 公益社団法人日本医学放射線学会 放射線科専門医
公益社団法人日本放射線腫瘍学会 放射線治療専門医
ひと言 がんになったとき、この先どうしようかという所から緩和ケアは始まります。そして完治が難しくなったとき、延命治療が辛いとき、緩和ケア病棟では症状の緩和を最優先に行っております。人生を楽に過ごせるように、どうぞいっしょに考えていきましょう。
  • 永井 英明
  • (ながい ひであき)
役職 感染病科部長
卒業年次 昭和55年 東京医科歯科大学卒
専門分野 呼吸器一般、肺抗酸菌症、感染症、緩和ケア
資格等 医学博士
一般社団法人日本感染症学会 感染症専門医
一般社団法人日本感染症学会 感染症指導医
一般社団法人日本呼吸器学会 呼吸器専門医
一般社団法人日本呼吸器学会 呼吸器指導医
特定非営利活動法人日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
特定非営利活動法人日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡指導医
一般社団法人日本結核病学会 結核・抗酸菌症指導医
一般社団法人日本結核病学会 結核・抗酸菌症認定医
一般社団法人日本内科学会 認定内科医
一般社団法人日本エイズ学会指導医
ICD制度協議会認定ICD(感染制御医)
身体障害者福祉法指定医
難病指定医
日本医師会認定産業医
ひと言 専門は呼吸器疾患一般、感染症、緩和ケアです。私が最も大切にしていることは、患者さんのお話をできるだけ丁寧に聞くことです。それは患者さんの抱えた病気だけをみるのではなく、病気を抱えた患者さんをみるということにつながります。患者さんとご家族と一緒に考えて、方針を決めるということを心がけています。ぜひ私たちの施設を利用して、病気とじょうずにつきあってください。
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