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国立病院機構 東京病院

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外来診療予約センター

Tel.042-491-2181

腫瘍(肺がん、縦隔腫瘍、胸膜中皮腫 他)

 肺がんは近年増加する一方で、がんによる死因のなかで第一位を占めるに至っています。当院では年間約250例の肺がん新規(未治療)例を経験していますが、これらの肺がん患者さんに対して、各分野の専門医、すなわち手術を行う呼吸器外科医(手術例は約100例/年、2006年以降の肺がん切除5年生存率はI期で85%、II期~Ⅲ期でも50%以上です)、抗がん剤や分子標的薬・免疫治療薬による治療を行う呼吸器内科医、放射線治療を行う放射線科医がお互いに協力することによってあらゆる病期の肺がんに対応した治療が行われています。この際、患者さんの状態に応じて、手術では体の負担が少ない胸腔鏡下手術、がん薬物療法では標準的な治療に加え、新しい抗がん剤を用いた治療(治験)・臨床試験、放射線療法では負担が少なく高い効果を得ることを目的とした定位照射や多分割照射もしばしば選択されています。また患者さんの状態に細かく対応するため、当院は多職種チーム医療に積極的に取り組んでおり、院内の緩和ケアチームや分子標的薬・免疫治療支援チームが毎週病棟回診を行っています。以上のような診療体制・実績によって当院は東京都がん診療連携協力病院(肺がん対象)に認定されています。
なおがん治療の際には医療側の十分な説明に基づいた患者さんのご理解と選択、同意が必要不可欠ですが、当院では以前より患者さんとご家族の方へ時間をかけて文書での説明を行っています。

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